まるでドラえもんの秘密道具の「翻訳こんにゃく」の様に、互いの言語を知らなくても会話できる「ポケトーク」。
CMではさんまさんが面白おかしく翻訳していますね。
そんなポケトークに新機種、「ポケトークS」がリリースとなりました。
新型ポケトークで注目の新機能
AIを相手に語学勉強「会話レッスン機能」
自動翻訳機なのに語学勉強ができる機能を搭載。
矛盾してるようですが、ポケトークを語学勉強に利用するユーザーが多かったことから実現した機能なのです。
ポケトークの利用用途
- 海外旅行 60.31%
- 語学学習 35.34%
- 接客 22.07%
- 海外出張 15.63%
実に1/3の利用者は語学学習に使っていたのです。
今回発売されるポケトークSに搭載された「会話レッスン機能」。
相手の質問に英語で答えると、AIが内容にあった答えを返します。
旅行を中心にした6つのシーンで、リアルな会話練習ができます。
「空港・機内」、「ホテル」、「移動」、「レストラン」、「観光」、「ショッピング」の6つのシーンはさらに各レッスンに分かれており、全部で36のレッスンを搭載しています。
中国語やスペイン語、フランス語、日本語、韓国語などの言語にも今後対応予定です。
写真を撮るだけで55言語を翻訳「画像翻訳機能」
今回発売のポケトークSでは、カメラが搭載されました。
これにより、カメラで撮影した文字を翻訳することが可能となりました。
この画像翻訳機能の凄いところは、複数の言語が一緒に表示されていても、それぞれの言語として認識し翻訳できる点です。
海外の飲食店でのメニューを翻訳したり、電車やバスのルートを翻訳したり、現地の観光地の案内パンフレットを翻訳したり、対人でない場合に効力を発揮します。
ポケトークSの特徴
ポケトークSで追加・改良された機能について情報をまとめました。
ポイント
- 74言語で双方向に翻訳
- AIで長文も翻訳可能
- 契約不要、通信料なし
- ボディ小型化、画面は約1.3倍に拡大
- カメラ翻訳機能搭載
- 会話レッスン機能搭載
- 現地の単位を換算
- 現地の時間を自動表示
- 使う楽しさを高めるメダル機能
- 国旗での言語選択が可能
- ポケトークセンターに定型文の登録機能が追加
現地の単位をなじみの単位に換算
意外と重宝するのがこの機能です。
「為替」、「長さ」、「重さ」、「温度」の現地の単位を換算できます。
特に「長さ」に関しては日本人は「インチ」になじみがありませんし、温度に関しても℉になじみがありません。
日本人になじみがある単位に変換する機能が搭載されていることは、生活するうえで非常に助かります。
ポケトークSの動作環境
- 本体サイズ:幅 53.8mm/厚み 11.5mm/高さ 91.6mm
- 重量:75g
- ディスプレイ:解像度640×480px(液晶タッチパネル)
- カメラ:リアカメラ800万画素オートフォーカス
- スピーカー/マイク:1.5Wスピーカー × 2 / ノイズキャンセリング機能搭載デュアルマイク
- CPU:ARM Cortex53 Quad-Core 1.3GHz
- OS:Android OS 8.1のカスタマイズOS
※Androidは、Google LLCの商標または登録商標です。 - メモリ:ROM 8GB / RAM 1GB
- 内蔵eSIM:133の国と地域で使えるPOCKETALK専用eSIM内蔵(グローバル通信2年付きのみ)
- SIMカードスロット:nano-SIM
- データ通信方式、対応周波数帯:
- 3G
[W-CDMA] 1/2/5/6/19 - 4G
[FDD-LTE] 1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28b
[TD-LTE] 38/39/40 - Wi-Fi対応周波数:IEEE802.11a/b/g/n
2.4GHz:1~11ch
5GHz:5.2GHz(W52)、5.3GHz(W53)、5.6GHz(W56) - 動作温度:0℃~40℃(結露がないこと)
- 保存温度:-20℃~45℃(結露がないこと)
気になるお値段は?
ポケトークS:29,800円(税抜)。
ポケトークW:19,800円(税抜)。