kintone ビジネス関連

Kintoneで郵便番号から住所を検索する方法

過去に同様の記事を書きましたが、2020年6月でAPIの提供が終了してしまいました。

新たにzipcloudが郵便番号検索APIを提供してくれていますので、こちらを使って郵便番号から住所を取得するサンプルコードを記載します。

郵便番号検索APIとは

郵便番号検索APIは、日本郵便が公開している郵便番号データを検索する機能をRESTで提供しています。
現在使用しているデータは、「2020年6月30日更新分の全国一括データ(加工済バージョン)」です。



Kintoneのフィールド情報

kintoneのアプリには以下のようなフィールドを追加してください。

フィールド名フィールド形式フィールドコード
郵便番号文字列(1行)zipcode
都道府県文字列(1行)pref
市区町村文字列(1行)city
以下住所文字列(1行)town
住所文字列(1行)住所

kintoneのアプリ例

フィールド名「住所」は「自動計算する」にチェックを入れ、「perf&city&town」と入力してください。

フィールドの設定

Kintoneで郵便番号から住所を出力するサンプルコード

(function() {
  "use strict";
  kintone.events.on([
   'app.record.create.change.zipcode',
   'app.record.edit.change.zipcode',
   'mobile.app.record.create.change.zipcode',
   'mobile.app.record.edit.change.zipcode'
  ], function(event) {
    let zipcode = event.record.zipcode.value;

    kintone.proxy('https://zipcloud.ibsnet.co.jp/api/search?zipcode=' + zipcode, 'GET', {}, {}).then(function(args) {
      let record = kintone.app.record.get();
      // success
      let respPrefecture = JSON.parse(args[0]).results[0].address1;
      let respCity = JSON.parse(args[0]).results[0].address2;
      let respTown = JSON.parse(args[0]).results[0].address3;

      record.record.pref.value = respPrefecture;
      record.record.city.value = respCity;
      record.record.town.value = respTown;

      kintone.app.record.set(record);

    }, function(error) {
      // error
      console.log(error); // proxy APIのレスポンスボディ(文字列)を表示
    });

    return event;
  });
})();

郵便番号を入力すると都道府県、市区町村、以下住所のフィールドに自動でデータが出力されます。

以下住所には地番以下を入力すればOKです。

それぞれのフィールドの内容を結合した結果が住所フィールドに出力されます。

kintone

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